地下通信 [chika-tsûshin]

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2006年 01月 21日

獰猛な権力

c0062756_16353159.jpg 楽しみに訪れていた・・・というよりは、その真摯なマジメさに感心しながら定期的に拝読していた北海道新聞・高田昌幸氏のブログの更新が今年に入って止まっている。本稿が今年最初のエントリになった拙ブログは単にプライベートの猛烈な忙しさと元来の怠け癖が重なった結果だが(苦笑)、こまめに更新されていた高田氏の場合は深い理由があるのではないか。

 言うまでもなく高田氏は道新(北海道新聞)が道警(北海道警察)と真正面から向かい合い、警察裏金疑惑を暴き続けた取材班の中心人物。ところが1月14日付の道新にこんな異例の「おわび」が掲載されたのである。

 内情は分からぬし、即断できるだけの材料も持ち合わせていないのだが、多少は新聞業界の内部事情を知るものとして言えば、異様極まる「おわび」としかいいようがない。警察捜査の問題点を関係者証言(それも道警の元警官らの)に基づいて「疑い」として提起した記事について「説得材料が足りず、不適切」(上記・道新の「おわび」から)などという理由で「おわび」するなど、前代未聞ではないか。
 これに関しては、やはり定期的に訪れている山岡俊介氏のブログ「ストレイドッグ」が数度にわたって内情を伝えている()。
 事実とすれば、異様な「おわび」は道警による「逆襲」の産物なのだろう。にしても、警察という権力機構の獰猛ぶりには慄然とするしかない。「裏金」という自らの組織的犯罪行為は厚顔な隠蔽を図って恥じず、それを指摘した果敢なジャーナリズムの封殺を図ろうとする警察機構の悪逆ぶり。警察というのは凶暴な組織だとあらためて痛感する。勇気ある道新の記者たちはこのまま押しつぶされてしまうのだろうかー。
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by tikatusin | 2006-01-21 16:38 | メディア


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